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産後の腰痛は骨盤矯正で改善
投稿日:2017.07.13
【産後の腰痛は当たり前?】
産後、赤ちゃんのお世話に追われてお母さんは24時間フル稼働です。
自分のケアは後回しになってしまい、身体のあちこちに痛みが出てしまうこともあるでしょう。
そのなかのひとつ、腰痛に悩まされるお母さんはとても多いです。
妊娠中から症状があった人や、産後に初めて腰痛になった人などさまざまです。
病院に行く時間もないし、我慢して痛みをやり過ごし治まるのをひたすら待つ、という人も少なくないでしょう。
その原因は出産自体にあるのだから仕方ない、と思い込みあきらめてしまっている人はいませんか?
確かに、妊娠中はお腹が大きくなってくると、どうしてもお腹を前につきだした格好になってしまいます。
重くなったお腹を支えるためには、自然と腰がそった形になるので、腰に負担がかかってしまい腰痛へとつながります。
しかし、産後も腰痛が続いている、という人については、その原因のほとんどが姿勢や身体の使い方にあるのです。
【産後の腰痛、原因とは?】
産後、腰痛をさらに悪化させてしまう原因は次の通りです。
○お世話する際の体勢
オムツを替えること、お風呂に入れて服を着替えさせることなど、赤ちゃんのお世話をするときはとにかく、前かがみになることが多いです。
前かがみの姿勢は腰に非常に負担がかかるので、慢性的な疲労がたまりやすく腰の痛みを助長させてしまいます。
また、出産前はあまり想像していないかもしれませんが、授乳を1回するだけでも思った以上に疲れます。
産まれたての赤ちゃんの体重は約3000gで、抱っこしてもふわっと軽く、お母さんの腕の中にすっぽり収まってしまうくらい小さいです。
そんなに軽い小さな赤ちゃんを抱っこするだけなのに、なぜそんなにも疲れてしまうのでしょうか。
それは、お母さんも赤ちゃんもすべてのことが初めての経験であり、慣れていないからです。
首が座っていない赤ちゃんはふにゃふにゃして柔らかいので、新米お母さんはとまどい「この抱き方で合っているかな」「首が苦しくないかな」と心配が絶えません。
身体が緊張して自然と肩があがり、必要以上に力が入ってしまうのです。
また、特に最初のうちは赤ちゃんもうまく吸うことができないので、1回分の母乳を飲むだけでもすごく時間がかかり、気づけば1時間以上経っていた、ということもあるでしょう。
ようやく授乳が終わった頃には、ぐったりしてしまうお母さんも多いです。
○慣れない育児のストレス
産後はもともと運動不足の状態で、ただでさえ血行が悪くなりがちです。
そのうえ、こま切れの睡眠しか取れないため、肉体的疲労はどんどん蓄積されていきます。
また、慣れない育児に奮闘しているときに、旦那さんが家事や育児を手伝ってくれないと不満がたまり、精神的ストレスが加わります。
すると、自律神経のバランスが崩れてさらに血行不良が進み、腰痛を引き起こす場合もあります。
【腰痛を緩和させる工夫】
産後の腰痛を緩和させるには、次の方法を試してみるとよいでしょう。
○便利グッズを使う
腰痛になってしまうと、授乳時も一苦労です。
前かがみの体勢をキープしなければならないので、つらい腰痛を堪えながら授乳しないといけません。
特に新生児期は赤ちゃんが小さく胸の位置と合わないため、赤ちゃんが飲みやすいようにするためには無理な体勢で抱きかかえたまま行なうことになります。
授乳クッションを使えば高さを調整できるので、腰への負担が軽減されます。
また、椅子や床に座るときの腰当てとして応用できるので、授乳クッションが家に1つあると重宝します。
○寝方を工夫する
まとめて眠ることが難しい産後は、短い時間でも質の良い睡眠を取れるように工夫することがとても大事です。
お風呂はシャワーで済ませずきちんと湯船につかることで血行を促進させると、腰痛緩和の効果が期待できます。
寝るときは小さな枕やバスタオルなどを腰の下に敷いて、横向きで寝るとよいでしょう。
また、スマートフォンやパソコンなどから発せられるブルーライトは刺激が強いので、寝る1時間前からは見るのを止めて部屋を暗くしましょう。
○食事内容を見直す
時間に追われている育児中、小腹がすいた時などパンやお菓子など手軽な物で済ませてしまいがちです。
腰痛にはカルシウムやマグネシウムなどが良いとされているので、魚介類や乳製品などこれらの栄養素が豊富な食材を積極的に摂取しましょう。
すぐに腰痛が改善されるわけではありませんが、基本である食事を見直して健康的な身体づくりを意識することが大切です。
【腰痛は骨盤矯正ですっきり改善!】
テレビや雑誌などで話題の「骨盤矯正」を知っていますか?
骨盤を矯正することで、腰痛や肩こり、下半身太りの解消などさまざまな効果があるとされています。
しかし、骨盤矯正は1度受けたら終わり、というわけではありません。
せっかく骨盤矯正でゆがみを治して正しい位置に戻ったとしても、筋肉が弱いと支えきれずまたもとの状態に戻ってしまいます。
つらい痛みから解放されるためには、自分自身の筋肉が必要なのです。
まずは腰まわりの筋肉を刺激して鍛えることが重要です。
とは言っても、どのように進めていけばよいかわからないことも多いでしょう。
わかば整骨院では、そんな女性のために骨盤矯正に関する相談を受け付けております。
産後の骨盤矯正の詳細はコチラをご覧ください。