産後コラム

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女性に多い反り腰。その原因と改善策は?

多くの女性が悩んでいるといわれる腰痛や「ぽっこりお腹」ですが、原因は、女性によく見られる反り腰にあると考えられています。

反り腰によって、腰痛、むくみ、冷え症、お尻の垂れ、O脚などの不調が現れやすくなります。「ぽっこりお腹」は、開いた骨盤のせいで内臓が下がることが主な要因でしょう。

ここでは、その厄介な反り腰の原因と改善策についてまとめていきます。

反り腰を引き起こす要因

①筋肉の衰え
運動不足や加齢によって、体全体の筋肉が衰えることが原因となります。
女性は男性よりも体を支える筋力が少ないので、反り腰になりやすいといわれています。また、長時間同じ姿勢でいると背中などの筋肉が凝り固まってしまい、悪化させてしまう恐れもあります。

②体型の変化
肥満や妊娠によってお腹周りが重くなると、重心が自然と前にいってしまうので、腰を反らせて体のバランスを保つ癖がついてしまいます。

③ヒールの高い靴
ヒールの高い靴を履いているときは、つま先立ちで歩いているのと同じ状態です。
そのため、前にかかった体重をもとに戻そうと後ろに反ってしまいます。

④椅子の座り方
長い間椅子に座ってパソコン作業をする方は、前傾姿勢になりがちです。
座っているときに腰への負担を減らそうと、無意識のうちに反り腰になっています。
猫背やストレートネックの人も、注意が必要です。

普段できる改善策

反り腰を少しでも改善したいなら、反れている腰を反対に丸めるストレッチや、背中の筋肉をほぐすマッサージ、筋肉を強くするための筋トレがいいでしょう。また、太ももやふくらはぎのストレッチも効果的です。
緊張で凝り固まった筋肉を柔らかくし、血行を促進させることで、骨盤の位置を正しい状態に持っていくことができます。

しかし、何よりも大切なのは日常生活で正しい姿勢を意識することです。

日々の姿勢への意識と努力が、反り腰の予防と改善につながっていくはずです。
少しでも快適な毎日を過ごせるよう、実践してみてはいかがでしょうか。