産後コラム

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産後の生理について

産後のママさんたちは、赤ちゃんのお世話でバタバタしていると思いますが、「生理はいつから始まるのが正常なの?」と悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は、産後の生理についてご紹介していきます。

授乳をしている時期

産後、赤ちゃんがおっぱいを吸っていると、体の中でプロラクチンというホルモンが大量に分泌されます。
プロラクチンには、卵胞ホルモンの分泌を減らし、排卵を抑える傾向があります。
そのため、赤ちゃんが母乳を飲んでいる時期には、生理が始まらないことが多いです。
授乳中でもプロラクチンの分泌は徐々に減り、体が排卵の準備を始めます。
そのため、授乳中でも出産後半年から1年くらいで排卵が再開し、月経が始まることがあります。
産後の月経の時期は、個人差が大きく産後1年くらいをめどにすると良いでしょう。

生理の変化はどう受け取るべき?

月経が再開すると多くの場合、ホルモンは妊娠前と同じ状態に戻ります。
しかし、育児疲れやストレス、睡眠不足や生活習慣の乱れなどから月経が再開しても、しばらくは月経不順に陥ることがあります。
月経不順でも、再開後半年くらいは、様子をみて大丈夫です。
ただし、痛みが酷かったり、量や周期、期間など気になる点がある場合は、産婦人科医に相談してみましょう。
生理痛が酷い場合は、掛かりつけの産婦人科医を持ち、気軽に相談してみると良いでしょう。
規則正しい生活、栄養バランスの整った食事、下腹部や下半身を冷やさない工夫などを心掛けることも大切です。
生理痛が酷い時には、無理しないで家事を家族に任せたり、保育園の一時預かりを利用したりして体を休める時間を作りましょう。
市販の鎮痛剤は、母乳には影響しないので市販薬を飲んでも構いません。

まとめ

生理再開には、個人差が大きく影響しますので、あまり深刻に悩まずに一年をめどに判断してみて下さい。
生理がはじまっても生理不順になったりする場合があるので心配な時は、産婦人科医に相談してみましょう。