産後コラム

/home/zenmktsite/aichi-sango.com/public_html/wp/wp-content/themes/rcnt/content/template/sgl-blog.php on line 9
">

産後太りをしやすい原因

【産後太りとは?】

 

「出産したら産後太りが気になる…」「産後体重が戻らない…ダイエット始めなきゃ」という話をよく聞きますよね。

 

「産後太り」と普通に太る事との違いは何なのでしょうか?

 

妊娠や出産に伴い、女性の体重は大きく変化します。

 

妊娠して赤ちゃんがお腹の中で成長していくにつれて、お母さんの体重も増加します。

 

赤ちゃんに栄養を与えるために脂肪も付きやすくなり、授乳のためにバストも大きくなります。

 

出産が終わると、数カ月間かけて元の体重へと戻っていきます。

 

体重の戻り方には個人差がありますが、だいたい出産後半年程度を目安に元の体重に戻るのが一般的です。

 

しかし、産後に思うように体重が減らなかったり、体重が減るスピードが遅くなったり、逆に太ってしまうこともあります。

 

妊娠中に増えた体重が元に戻らなかったり、産後に体形が崩れたり・体重が増えてしまうことを「産後太り」と言います。

 

【産後太りの理由】

 

産後太りが起こるのは、以下のような原因があります。

 

●基礎代謝が低下する

 

妊娠初期は、つわりの症状がひどく、安静にしていなければいけない場合も多いです。

 

そして、妊娠後期になるとお腹が大きくなって動くのも難しくなるので、妊娠から出産までの期間は体を動かす機会がぐっと減ります。

 

10カ月間に渡ってこのような生活をしていれば、おのずと基礎代謝は低下していきますよね。

 

出産後もしばらくは安静にしている必要がありますし、赤ちゃんの世話もあってなかなか体を動かす時間が取れません。

 

体を動かさなければ動かさないほど、基礎代謝は落ちていくので、脂肪が燃焼しにくい体質になってしまいます。

 

すると、運動をしても体重が減らなかったり、ちょっと食べ過ぎただけで体重が増加してしまうようになります。

 

妊娠中に無理に体を動かすのはおススメできませんが、出産後に体調が落ち着いてきたら、産褥体操やストレッチを積極的に取り入れてみましょう。

 

少しずつでも体を動かす習慣が身に付けば、基礎代謝も上がり、カロリーを消費しやすい体になります。

 

●骨盤の歪み

 

妊娠すると「リラキシン」という女性ホルモンの影響で、骨盤の靭帯が緩みます。

 

そのおかげで赤ちゃんが産道を通ることができるのですが、靭帯が緩んだ分骨盤も変形しやすくなっています。

 

出産の衝撃や、妊娠中・産後の生活習慣によって骨盤が歪むことも多いです。

 

骨盤が歪んでいると、骨盤周辺の血流が滞り、疲労物質や老廃物が蓄積されやすくなります。

 

骨盤の周りに皮下脂肪も付きやすくなり、いつの間にかお腹周りやお尻・太ももに無駄な脂肪が付いた「洋ナシ体型」になっていることもあります。

 

●食生活の乱れ

 

赤ちゃんが産まれると、一日中赤ちゃんのお世話に追われて満足に食事を摂ることも難しくなります。

 

13食を食べることはおろか、食事時間も不規則になりがちです。

 

「食べる時間が無いなら痩せるのでは?」と思うかもしれませんが、しっかりとした食事の時間が取れないからこそ、ちょっとしたつまみ食いをしたり間食をする機会が増えてしまいます。

 

つまみ食いなどを繰り返していると、知らぬ間にカロリーオーバーになり、徐々に体重が増加していきます。

 

特に、授乳中は1日に500kcal以上を消費することになるので、お腹が空きやすいです。

 

また、忙しいため自分の食事にまで手をかけていられません。

 

手作りのごはんを作る暇も余裕も無く、コンビニ弁当やスーパーのお総菜などが増えてしまうのも産後太りを招く危険信号です。

 

●妊娠中の皮下脂肪増加

 

妊娠すると、体重が増加します。

 

赤ちゃん自体の重さに加えて、胎盤・羊水・血液・皮下脂肪を合わせて10kg以上体重が増加します。

 

出産によって赤ちゃんと胎盤・羊水は体外へ出るので、血液と皮下脂肪が残されます。

 

血液の増加は、母乳を赤ちゃんにあげる為に必要で、授乳期間が終わると落ち着いていきます。

 

残った皮下脂肪が、消費されないまま蓄積されると産後太りを引き起こす原因となります。

 

妊娠中に付いた皮下脂肪をそのまま放置すると、お尻や下半身を中心に贅肉が増えてオバサン体型になってしまうのです。

 

●睡眠不足

 

子育て中は、赤ちゃんの夜泣きなどで睡眠不足になってしまうお母さんも少なくありません。

 

睡眠が不足すると、食欲が増すホルモンが分泌されて、どんどん食欲が強くなっていきます。

 

一方で、食欲を抑えるホルモンは減少するので、常に「何か食べたい!」という状態になります。

 

最低でも16時間以上の睡眠は確保するように心がけることが大切です。

 

 

【産後太りの原因をまとめると】

 

 

産後太りが起こる原因を簡単にまとめると、

 

①基礎代謝の低下

②骨盤の歪み

③食生活の乱れ

④妊娠中の皮下脂肪増加

⑤睡眠不足

 

5つが挙げられます。

 

産後の体重増加や体型の変化をそのまま放置すると、元の体型に戻らずダイエットしても効果が出づらくなる恐れがあります。

 

産後太りを防ぐためには、自分で生活習慣を見直すことも大切ですが骨盤矯正など専門家の力を借りる方法もあります。

 

わかば接骨院でも産後の女性のための骨盤矯正に関する相談・施術に対応しております。

 

産後の骨盤矯正の詳細はコチラをご覧ください。