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産後の股関節痛は自然におさまる?
投稿日:2021.10.27
わかば整体院院長の須崎です。
ブログをご覧いただきありがとうございます。
本日は『産後の股関節痛』について書いていきたいと思います(^O^)
妊娠初期から股関節や恥骨の痛みは多くの妊婦さんに見られる症状で、妊娠が進むにつれて症状が大きくなるケースもあればおさまるケースもあり、個人差があります。
妊娠中は骨盤を締めることができないため、ケアとしては妊娠時専用のガードルや腹帯で支えるのが一時的な対策としては効果的です。
では産後の股関節痛が長引く場合はどうケアしていくのが良いでしょうか?
骨盤が定着する産後約1年の間にケアをスタートしよう
回復が早い方でも産後2ヵ月は骨盤が安定しない実感があるでしょう。
半年も経過するとほぼ骨盤の位置が定まっていき、産後10ヵ月~1年でほぼ定着します。
この時期に骨盤の位置がズレたまま固定されてしまうと、骨盤を支える靭帯に負担がかかり、その周辺の神経が刺激されて股関節痛となります。
反対に言うと、この産後の間に徐々に骨盤のケアを取り入れられれば、骨盤の配置が柔らかく動かしやすい時期に調整をスタートできるので妊娠していない時よりも調整が早く進むメリットは大いにあります。
股関節痛を放置すると膝や腰に影響が出ることも…
妊娠とともに赤ちゃんの通り道が開きやすくなるように骨盤が緩むことで、股関節に負担がかかるのは一時的なものです。
しかし産後しばらく経過しても股関節痛が緩和されていない時は、骨盤が正常に定着していない可能性があります。
このままにしておくと、骨盤の高さに左右差ができて足の長さに違いが出るだけではなく、その左右差をカバーするために腰が歪んだり首が歪んだりします。
これらは最初のうちはコリや痛み程度で落ち着きますが、症状が進むと骨と骨の間にあるクッションが擦り減って手術が必要なヘルニアに発展することもあります。
産後の股関節痛がなかなか改善されない場合は、是非一度プロの目で体の状態をチェックしてもらうと良いでしょう。
わかば整体院では産後のお悩みに特化した施術をしております。