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産後の腰痛について
投稿日:2023.02.20
子育て中のママさんは、69%腰痛があり、特に、0歳時のママさんは、75%の方が腰痛で悩まされています。そんな産後の腰痛に関して、今回はご紹介していきます。
産後の腰痛の原因
出産後の腰痛は、ホルモンが影響しています。出産中は、骨盤を広げるためリラキシンというホルモンが多く分泌されます。リラキシンが出ることで、子宮周辺の靭帯が歪むといわれていますがこれが原因で腰痛を引き起こします。また、妊娠中は子宮が大きく膨らむことで、腹筋が引き延ばされ、腹直筋離開という状態になります。腹直筋が左右に離れる事で姿勢を保つ事ができなくなり腰痛が引き起こされます。
また、授乳やミルクつくり、抱っこやおむつ替えなど腰に負担がかかる作業をするため腰痛を引き起こします。
産後の腰痛時の過ごし方
産後1~2週間は、出産の疲れが心身に残っていますので、できるだけ安静に休むようにしてください。
産後3~4週間は、部屋の片づけ、料理、洗濯など簡単な家事を始めることが可能です。
産後5~8週間は、産後1か月健診を終え少しずつ元の生活に戻る事ができます。
しかし、妊娠前と同じくらい回復するには、3か月~1年といわれています。
無理をしないよう、体力を考えて行動しましょう。
まとめ
腰痛が酷いと思うように生活できないため、ストレスがたまりやすくなります。
せっかくの赤ちゃんとの時間を有意義なものにするためにも、ストレッチなどをして腰痛を回避しましょう。
あまりにも痛みが酷い場合は医師に相談してみてください。
授乳の時は、胡坐をかいて行うようにすると腰への負担も軽減されます。産後すぐは、安静に保つ方が良いため、家族に手伝ってもらうようにしましょう。また、入浴中に腰を温めるのも効果的です。
腰の痛みは、時間とともに治まりますので焦らずゆっくり過ごしてください。