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産後の抜け毛はなぜ起こる?薄毛の対処法もご紹介!
投稿日:2023.10.25
産後の女性の約6割が経験するという抜け毛。
多くが女性ホルモンの分泌量が急激に変化することによるものですが、中には別の原因が隠れている場合もあります。
今回は、抜け毛の原因を対処法とともにご紹介します。
産後の抜け毛の原因とは?
妊娠・出産の間、女性の身体では「プロゲステロン・エストロゲン」という女性ホルモンが多く分泌されています。
これらのホルモンには髪の毛や体毛を保持する役割があり、出産によってこの役割を終えると、保持されていた髪の毛が一気に抜け落ち、いわゆる産後の抜け毛という現象が起きるのです。
産後の抜け毛は一般的に出産後3~6か月がピークになり、一年ほどで元の状態に戻るといわれています。
産後の抜け毛は多くが女性ホルモンバランスによるものですが、その他の原因に由来するものがあります。
ひとつは、母乳育児や無理な産後ダイエットなどで身体が栄養不足になり、髪の毛に必要な栄養が届かない場合です。
栄養不足を感じていたら、髪の主成分であるタンパク質、血行促進作用のあるビタミンAやE、育毛効果のあるビタミンBの入った食べ物が摂れているか確認しましょう。
産後ダイエットは過度な食事制限や運動などは控えて骨盤を整えるウォーキングやストレッチに切り替え様子をみましょう。
別の原因として、睡眠不足やストレスによる疲労があります。
育児により敏感になっている精神状態で深い睡眠は難しいものですが、就寝の際にはスマートフォンなどを見ない、リラックス効果のあるハーブティなどで体を温めるなどで、良質な睡眠を目指しましょう。
薄毛の対処法とは?
一年で元に戻るとはいえ、女性の薄毛は辛いものです。
できるだけ、人目が気にならないように工夫しましょう。
・髪型
ロングよりもショートやボブの方が髪の毛に動きがあり、薄毛が目立ちにくくなります。
パーマでボリュームを出してみるのも良いでしょう。
帽子やヘアピースなどでアレンジをすれば、気分が上がります。
・発毛
出産後の体は敏感になることが多いので、シャンプーは低刺激で洗浄成分が柔らかなものを選びましょう。
洗髪後は根元を中心にタオルドライをしながら8割ほど乾かし、オーバードライにならないように気を付けます。
頭皮が固く動きが少ない場合、頭皮の血流が悪くなっている可能性がありますので頭皮マッサージでケアをしましょう。
うなじから頭頂部、耳の上から頭頂部と指の腹でマッサージして血流を促し、最後に頭頂部左右の指の反対に盛り上げるように流します。
まとめ
産後の抜け毛は女性ホルモンの変化によるものが多いですが、中には生活習慣などが影響している場合もあります。
睡眠や栄養がきちんと取れているか確認しましょう。
薄毛には、髪型や頭皮マッサージなどで対策が可能ですので、ぜひお試しください。