産後コラム

/home/zenmktsite/aichi-sango.com/public_html/wp/wp-content/themes/rcnt/content/template/sgl-blog.php on line 9
">

産後に歪んだ骨盤を矯正する方法

【骨盤が歪みやすい習慣】

 

出産により骨盤が大きく開き、子宮から赤ちゃんが通りやすくなるようになっているというお話は皆さんご存知かと思います。

 

他にも日頃の生活習慣にも骨盤が歪みやすくなる癖がついている場合もありますので、産後の骨盤が柔らかい時に重ねて歪ませないように気をつけましょう。

 

     姿勢

 

椅子に座る時に足を組む癖のある方はいらっしゃいませんか?

 

足を組むということは既に骨盤がずれているという意味でもあります。

椅子に座った時に膝の位置が左右で違う場合、骨盤矯正の必要があると考えられます。

 

膝の位置に問題がなくても、お尻が後ろ重心になり骨盤が倒れて猫背気味になる場合は、骨盤を起こす方向への矯正が必要となります。

 

産後、デスクワークに戻られるという方は、椅子に座る時に深く腰かけ骨盤を起こし、両ひざをピッタリと閉じて座ることを習慣にするだけでも、骨盤を正しい位置にキープするために効果的です。

 

この他にも、立ち仕事で片方に重心をかけて立つ時間が長い、ねじった状態で仕事をしているなどの積み重ねから骨盤が歪みやすくなっています。

 

このように、骨盤は開いている・緩んでいるに加えて、左右で高さの違いがある、開き具合に差があるなど様々な歪み方がありますので、一様に骨盤ベルトをするなどのサポートだけでは解消できない問題を含んでいるのです。

 

    運動不足

 

骨盤を支える骨盤底筋の他に、その上の腹筋を支えている腹直筋・腹斜筋・腹横筋などの筋肉が衰えると、内臓の重みが骨盤に圧し掛かるようになり、骨盤が圧迫されます。

 

骨盤内の血流も悪化するので、生理痛や排卵痛がひどくなるなど、慢性的に様々なトラブルを抱えるようになります。

 

近年、産後の体型が戻らないと言われている下腹部太り、いわゆるポッコリお腹は骨盤の中に内臓が下垂して起こっているということがわかってきました。

 

まずは骨盤を矯正し、内臓を正しい位置に押し上げ、腹筋の回りの筋肉を強化することがポッコリお腹の解消に役立ちます。

 

ただ腹筋をしているだけではなかなか痩せないと感じる原因はここにあるのです。

 

     カバンを持つ手がいつも同じ

 

赤ちゃんが生まれて骨盤が緩んでいる状態でも、たくさんの荷物を持って外出しなければならないこともあります。

 

そんな時にカバンをいつも同じ手や肩で持っていることはありませんか?

 

乳児を抱っこしながら体調が万全でない中で大荷物を持ち歩くのは大変な労力です。

 

リュックなど重心が均等にかかるタイプのカバンを選ぶことが骨盤を労わることにも繋がります。

 

その際、肩にかかる部分を長めにしていると妊娠中と同様に後ろ重心になりやすいので、できるだけ高い位置で重心を感じられるように調整しましょう。

 

     授乳の姿勢

 

母乳の出が左右違うことで、片側の授乳の時間が長いと無理な体勢が続き骨盤が歪みやすくなります。

 

また授乳の時に猫背で胡坐を組んで座る方は骨盤が後ろに倒れて開きやすくなります。

 

横座り、いわゆるお姉さん座りをする習慣のある方は、骨盤が斜めに歪んで開きやすくなり、ただ開いているだけではないので矯正にも時間がかかることが多いです。

 

授乳クッションなどを上手に活用し、姿勢良く座る姿勢に近い状態で授乳の時間を過ごせるようにしたいものですね。

 

ある程度赤ちゃんが大きくなって沿い乳をする際、ママの姿勢は横向きのままになるので骨盤に左右差が出やすい姿勢です。

 

睡眠不足のママが赤ちゃんを寝かしつける時には最強の味方である沿い乳ですが、骨盤の面から見るとあまりお勧めはできない体勢です。

 

     靴が合っていない

 

妊娠中に足の浮腫みが出るなどのトラブルが起こった場合、通常履いている靴を履くのが難しい時期もあります。

 

出産後も赤ちゃんのお世話に追われて、楽に着脱ができるタイプの靴を選びがちですが、着脱が楽にできるということは足がしっかり固定されていないという意味でもあるのです。

 

足にフィットしていない靴を引っ掛けるように歩いていると、足の筋力が低下し、その上に乗っている骨盤を支えるのが困難になり股関節の痛みへと発展します。

 

外出の許可が出たら、赤ちゃんの散歩の時もなるべく足に合った靴を選ぶようにして、骨盤に負担をかけないウオーキングを心がけましょう。

 

何もない道でも転びやすくなったという自覚のある場合、骨盤が歪んでいる可能性が大きです。

 

【産後の骨盤矯正】 

 

産後、多くの体調不良には骨盤の緩みや歪みが関係しています。

 

尿漏れや腰痛など直接的に関係するトラブルもあれば、骨盤内の血行不良による冷えなど二次的な要因のトラブルもあります。

 

出産を終えて授乳のサイクルも整い、ママの外出が可能になったら、まずは骨盤の状態からメンテナンスしてみるのはいかがでしょうか。

 

わかば接骨院では、産後のお悩みに応じた骨盤矯正の施術を行っております。

 

産後の体調不良改善にも骨盤矯正は大変有効な手段です。

 

産後の骨盤矯正の詳細はコチラをご覧ください。