産後コラム
産後の骨盤!産後の骨盤ケアの重要性
投稿日:2023.05.25
今回は、産後の女性の身体についてお話しようと思います。
出産後に変わってしまった体型、腰痛や肩こりなどの産後の不調に悩まされる方は少なくありません。
妊娠前の体型に戻して健康も取り戻したいですよね。
解決策としてポイントとなるのが骨盤矯正です。
骨盤矯正はダイエットだけでなく腰痛など体のトラブル解消にも役立つので、健康的で美しい体を目指しましょう。
不調の原因は骨盤の歪み
産後の不調の悩みのほとんどは骨盤の歪みによるものです。
端的に言うと、骨盤のゆがみというのは、「骨の結合部のズレ」です。
骨盤がゆがむと、肩こりや腰痛、冷えや便秘、むくみやX脚及びO脚、代謝が悪化し太りやすい体質になる、などの症状があります。
ひどい場合は、立つ歩くなどの日常生活に支障をきたす恐れもあります。
骨盤のゆがみは、骨盤を支えている腰回りの筋肉が固まってしまうことや、骨盤の位置が左右でズレていることが主な原因です。
腰の筋肉が硬くなることによって骨盤の動きに違いが出ている状態を言います。
「腰回りの筋肉の柔軟性を回復させる」こと、及び「骨盤の位置を矯正する」ことで、治すことができます。
骨盤の歪みの予防方法
腰回りの筋肉が減ったり硬くなってしまったりすることは、骨盤を歪ませる一番の原因になります。
腰回りの筋肉のストレッチや運動を行い、柔軟性を向上させていきましょう。
骨盤周辺の筋肉をストレッチし、柔軟性を高めるメリットとしては、以下の6点が挙げられます。
・肩こり、腰痛の改善
・姿勢の改善
・股関節の可動域の向上
・ヒップアップに繋がる
・冷え性が緩和する
・むくみの解消、肌がきれいになる
自宅で日常のケアとしてストレッチも良いですが、自己流で行うよりもプロの方にお願いしたいという方は、お近くの整体院や整骨院に相談してみてください。
産後はしっかりと休んで体を回復させよう!
投稿日:2023.05.09
妊娠・出産を経て我が子と会える喜びはとてつもなく大きなものです。
たくさんの人に祝福され、幸せでいっぱいになります。
そして、産後は経験したことのないような体の疲れも感じます。
そこで今回は、産後に起こりやすい身体の症状について説明していきます。
産後に起こりやすい症状
具体的な症状は、以下の通りです。
・体力が落ちた
・すぐ風邪をひく
・不安やイライラ、憂鬱など心が不安定
・腰痛、肩こり
・抜け毛
・肌荒れ
・尿漏れ、便秘
産後6~8週間までは「産褥期」と呼ばれる時期で、この期間は無理をしてはいけません。
特に産後2週間は、授乳の時以外は赤ちゃんとゆっくり横になったり、身内や産後ケア事業など人の力を借りて安静にしましょう。
よく寝て、ストレスを溜めないことが大切です。
食事内容に気をつけよう
産後は体がエネルギー不足な上、母乳をつくるため栄養が欠かせません。
以下のポイントに留意して栄養バランスのいい食事を心がけてください。
・たくさん咀嚼し、ゆっくり食べる
・タンパク質は動物性と植物性をバランスよく摂る
・タンパク質の吸収率を上げるためにビタミンB6を摂る
・レバーなどの赤いものや、ひじきなどの黒いものを食べて鉄分を摂る
・鉄分の吸収力を上げるためにビタミンCを摂る
筋力アップを図ろう
産後は筋力が低下しています。
そのままにしておくと、尿漏れ・便秘・肩こり・腰痛・むくみ・体重が増えるなどの症状の原因となりますので、無理のない範囲でストレッチなどをして筋力アップを心がけましょう。
お灸もおすすめ
セルフケアとしておすすめなのが、お灸です。
「もぐさ」はよもぎでできており、その中に含まれるチネオールという精油成分は心を安定させます。
煙が出るタイプ・出ないタイプ・貼るタイプなどさまざまな種類が販売されているので、お好きなタイプを使用してください。
産後の生理について
投稿日:2023.04.21
産後のママさんたちは、赤ちゃんのお世話でバタバタしていると思いますが、「生理はいつから始まるのが正常なの?」と悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は、産後の生理についてご紹介していきます。
授乳をしている時期
産後、赤ちゃんがおっぱいを吸っていると、体の中でプロラクチンというホルモンが大量に分泌されます。
プロラクチンには、卵胞ホルモンの分泌を減らし、排卵を抑える傾向があります。
そのため、赤ちゃんが母乳を飲んでいる時期には、生理が始まらないことが多いです。
授乳中でもプロラクチンの分泌は徐々に減り、体が排卵の準備を始めます。
そのため、授乳中でも出産後半年から1年くらいで排卵が再開し、月経が始まることがあります。
産後の月経の時期は、個人差が大きく産後1年くらいをめどにすると良いでしょう。
生理の変化はどう受け取るべき?
月経が再開すると多くの場合、ホルモンは妊娠前と同じ状態に戻ります。
しかし、育児疲れやストレス、睡眠不足や生活習慣の乱れなどから月経が再開しても、しばらくは月経不順に陥ることがあります。
月経不順でも、再開後半年くらいは、様子をみて大丈夫です。
ただし、痛みが酷かったり、量や周期、期間など気になる点がある場合は、産婦人科医に相談してみましょう。
生理痛が酷い場合は、掛かりつけの産婦人科医を持ち、気軽に相談してみると良いでしょう。
規則正しい生活、栄養バランスの整った食事、下腹部や下半身を冷やさない工夫などを心掛けることも大切です。
生理痛が酷い時には、無理しないで家事を家族に任せたり、保育園の一時預かりを利用したりして体を休める時間を作りましょう。
市販の鎮痛剤は、母乳には影響しないので市販薬を飲んでも構いません。
まとめ
生理再開には、個人差が大きく影響しますので、あまり深刻に悩まずに一年をめどに判断してみて下さい。
生理がはじまっても生理不順になったりする場合があるので心配な時は、産婦人科医に相談してみましょう。
骨盤矯正で不調改善と美尻キープを!
投稿日:2023.04.04
「産後の骨盤矯正は大事だと聞くけれど、実際にどんな効果があるの?」
と疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
女性は妊娠すると出産に備えて徐々に骨盤が開いていきますが、出産後に骨盤を歪んだままにしてしまうと体型が戻りにくくなってしまいます。
それだけでなく産後は腰痛や尿もれ、ホルモンの影響による疲労疲弊などさまざまなトラブルが起きやすくなってしまうのです!
骨盤が歪む原因とは?
ではなぜ骨盤は歪んできてしまうのでしょうか。その原因はいくつかありますが、その中のひとつとして妊娠時にお腹が大きくなっていくことが理由とされています。
お腹が大きくなると、心臓などの内臓が圧迫されていくため位置も変わってきます。急激な体系の変化で体の重心がどうしてもズレやすくなってしまうのです。
また、リラキシンというホルモンの関係で、妊娠後期ごろから骨盤が開きやすい状態になっており、出産後それがすぐに元の状態に戻るわけではないのです。
骨盤の戻し方はあるの?
適切な施術と体操などを取り入れることで、改善が期待できるだけでなく、女性にとって嬉しいメリットがたくさんあります。
産後の骨盤の歪みや、ホルモンの影響によって起きるトラブルとして特に多いのが腰痛や恥骨痛・尿漏れなどが挙げられますが、そのほとんどを解消することができます。また身体の不調を治す以外にも、スタイルを元の状態に戻しつつリバウンドしにくい身体にしていくことが可能です。骨盤を正しい位置に戻すと、お腹まわりのポッコリもなくなり、さらにはヒップラインまで変わるケースが多いので、妊娠前に履いていたパンツを履くことも夢ではありません。ぜひ、後ろから見たときの変化をご自身の目で確認していただきたいですね。
産後の食事
投稿日:2023.03.27
産後のママさんは、忙しくて食事も簡単に済ませがちですが、産後に摂っておかなければならない栄養素があります。
今回は、体力回復に役立つ産後の食事についてご紹介していきます。
産後に必要な栄養素
・葉酸
葉酸は、体に様々な栄養素を行きわたらせる役割をする赤血球をつくる栄養素です。
出産に伴って失われた血液を増やしてくれることから、産後の子宮回復や貧血予防に適しています。
葉酸を含む食べ物には、春菊、ほうれん草、納豆、わかめなどがあります。
また亜鉛やビタミンC、ビタミンB群と一緒に摂取すると、葉酸の吸収を高めてくれるので効果的でしょう。
・鉄分
鉄分は、血液を作る栄養素で産後の造血をはやめる役割をもっています。
鉄分を多く含む食べ物としては、レバーやひじき、卵、カツオ、小松菜などが挙げられます。
・カルシウム
妊娠中には、赤ちゃんの発育のためにカルシウムを多く消費しましたが、産後は赤ちゃんへの授乳のためカルシウムが必要です。
カルシウムを多く含む食品には、乳製品、煮干しやしらす、小松菜などが挙げられます。
・タンパク質
タンパク質は、筋肉をつくる栄養素で産後に低下した筋肉を回復させる効果があります。
タンパク質は、卵や肉、魚、乳製品に多く含まれています。
・ビタミンC
ビタミンCは、鉄分の吸収を高め疲労回復を促進する役割があります。
ビタミンCは、かんきつ類や緑黄色野菜などに多く含まれています。
いちごやグレープフルーツ、ピーマン、キャベツなどが代表的なものです。
まとめ
産後の食事は、インスタントものではどうしても糖質や脂質が多く含まれるため、なるべく手料理するように心がけたいものです。
上記に挙げた栄養素を取り入れながら、子供と健康な時間を過ごしましょう。
産後むくみの原因と対策
投稿日:2023.03.03
足がパンパンになってる、最近顔が丸い気がするなど、産後に体がむくむケースがあります。
今回はそんな産後のむくみについてご紹介していきます。
むくみとは、体内の水分バランスが乱れて皮下組織に水分がたまった状態のことを指します。
通常、不要な水分は血管に吸収され尿として排出されます。
しかし、体内の水分バランスがくずれると、血管から染み出す水分量が増えて、皮下組織に水分がたまってしまいます。
この状態がむくみです。
産後むくみの原因
①ホルモンバランスの変化
出産後は母乳をつくるプロラクチンというホルモンの分泌が増えます。
それによりむくみの原因となることがあります。
②水分量の変化
出産によって増えていた血液量が減少し羊水が排出されママの体内の水分量が減ります。
体内の水分が一気に減ることにより体内に水分を保とうと作用するのでむくみやすくなります。
産後むくみの対策
①足を高くする
足はむくみやすい部位ですが、横になるときにクッションをはさんだりして足を高くするとむくみが軽減されます。
②体を動かす
立ちっぱなし、座りっぱなしだとむくみが酷くなります。
産後1か月は無理な運動はできませんが、ストレッチなどをして簡単に体を動かしましょう。
③マッサージをする
お風呂上りに足首から太ももの付け根までマッサージしてあげるとむくみが緩和されます。
お気に入りのボディケアをみつけてマッサージを習慣づけましょう。
④塩分を控えめにする
塩分を摂り過ぎると体がそれを薄めるために水分をため込みます。
塩分を摂るとむくみやすくなるため、食事は薄味を心掛けましょう。
まとめ
産後むくみは、一時的なものなので、一生続くものではありません。
自然と解消されますのでそんなに深刻に悩む必要はありません。
でも洋服に困ったり人に会ったりするのが億劫になったりするとストレスにもなりますので、上記で紹介した対策を行って下さい。
産後の腰痛について
投稿日:2023.02.20
子育て中のママさんは、69%腰痛があり、特に、0歳時のママさんは、75%の方が腰痛で悩まされています。そんな産後の腰痛に関して、今回はご紹介していきます。
産後の腰痛の原因
出産後の腰痛は、ホルモンが影響しています。出産中は、骨盤を広げるためリラキシンというホルモンが多く分泌されます。リラキシンが出ることで、子宮周辺の靭帯が歪むといわれていますがこれが原因で腰痛を引き起こします。また、妊娠中は子宮が大きく膨らむことで、腹筋が引き延ばされ、腹直筋離開という状態になります。腹直筋が左右に離れる事で姿勢を保つ事ができなくなり腰痛が引き起こされます。
また、授乳やミルクつくり、抱っこやおむつ替えなど腰に負担がかかる作業をするため腰痛を引き起こします。
産後の腰痛時の過ごし方
産後1~2週間は、出産の疲れが心身に残っていますので、できるだけ安静に休むようにしてください。
産後3~4週間は、部屋の片づけ、料理、洗濯など簡単な家事を始めることが可能です。
産後5~8週間は、産後1か月健診を終え少しずつ元の生活に戻る事ができます。
しかし、妊娠前と同じくらい回復するには、3か月~1年といわれています。
無理をしないよう、体力を考えて行動しましょう。
まとめ
腰痛が酷いと思うように生活できないため、ストレスがたまりやすくなります。
せっかくの赤ちゃんとの時間を有意義なものにするためにも、ストレッチなどをして腰痛を回避しましょう。
あまりにも痛みが酷い場合は医師に相談してみてください。
授乳の時は、胡坐をかいて行うようにすると腰への負担も軽減されます。産後すぐは、安静に保つ方が良いため、家族に手伝ってもらうようにしましょう。また、入浴中に腰を温めるのも効果的です。
腰の痛みは、時間とともに治まりますので焦らずゆっくり過ごしてください。
産後の骨盤ケアは必要?いつ何をすべき?
投稿日:2023.02.10
産後の骨盤ケアは必要?いつ何をすべき?
妊娠から出産を経験された方は、一度は産後の骨盤ケアを耳にしている方が多いのではないでしょうか。
インターネットの口コミでは、接骨院で骨盤ケアの施術を受けて「身体が楽になった」「昔のズボンが履けるようになった」などの感想が載っており、興味を抱く方もいるでしょう。
ここでは、骨盤矯正を受けたほうが良い理由と期間についてご紹介します。
産後の骨盤ケアを受けたほうが良い理由
昔から産後の骨盤毛がメディアに取り上げられ、有名でしたが、昔の方が全員施術を受けていたかというとそうではありません。
では、なぜ骨盤ケアを受けたほうが良いと言われているのかというと、昔と比べて生活様式の変化と筋力低下が現代人には、見られます。
妊娠中は、ホルモンの働きによって、骨盤がゆるみ、柔軟性が上がり、子宮が膨らみやすくし、赤ちゃんが出てくる産道を作ります。
産後は、別のホルモンの働きにより、再び骨盤の緩んだ部分をゆっくり戻しますが、猫背や筋力低下などによりズレてしまうことがあるのです。
骨盤を元の場所に戻す際には、骨盤の周囲にある骨盤底筋が重要な役割を果たします。
昔の生活スタイルでは、和式トイレを使っていましたが、現状は洋式トイレに変わっています。
和式トイレでは、身体のバランスを保つためなどに骨盤底筋が使われていました。
一方で、現代は、骨盤底筋を使うことが少なくなり、骨盤が正しい位置に戻らない可能性が高いと考えられています。
そのため、骨盤ケアは受けたほうが良いと言われているのです。
産後どのくらいで骨盤ケアをするべき?
無事に出産を終えてから、1か月〜1か月半は体力を回復させる期間で必要と言われています。
また、外陰部の傷は、6週間前後で治癒すると言われているため、ひとつの目安は、治癒後であり、体調が落ち着いてる状態ではないでしょうか。
かといって、子育てに追われていると1年、2年と通えないこともあるでしょう。
もちろん時間が経過しても骨盤ケアはできますが、理想の位置に戻るまでに時間を要してしまうかもしれません。
しっかりと施術を受けることでウエストやヒップまわりのサイズダウンも見込める可能性が考えられます。
自分の身体のケアも産後おこないましょう。
産後の骨盤ケアのタイミングと接骨院で骨盤矯正する理由
投稿日:2023.01.27
産後は、腰痛や太りやすくなる傾向があります。
ほかにも産前にはなかった身体のトラブルに悩む子育て中のお義母さんは多いのではないでしょうか。
その原因のひとつに産後の骨盤のゆるみが考えられます。
ここでは、なぜ骨盤矯正が必要なのか、産後の骨盤ケアの適切なタイミングをご紹介します。
接骨院で骨盤矯正する理由とは?
よく先輩ママから産後に骨盤矯正をしたほうが良いと接骨院をおすすめされることがあるでしょう。
その理由は、産後の骨盤は靭帯がゆるむため開いた状態になっているからです。
上記の状態を放置すると歪みにつながる可能性が考えられます。
骨盤は、身体の土台であるため、歪みが生じると背骨・首をはじめとするあらゆる骨格に影響を及ぼします。
そのため、骨盤が歪んでいるかどうかのチェックをしてもらい適切な位置をしることが重要です。
産後の骨盤矯正のタイミングはいつがおすすめ
骨盤矯正をする最適なタイミングは、産後6か月のあいだがおすすめです。
出産後は、ホルモンバランスが乱れている影響で、骨盤の靭帯がゆるんでいます。
そのため、取り組む時期が早ければ早いほど歪みを改善しやすくなる傾向があります。
ただし、産後のお母さんは、忙しく寝不足や体力が戻っていないケースがあるため、無理に通う必要はありません。
おすすめは、産後1か月は身体の休養をし、2か月目移行に体調と相談しながら取り組むことです。
産後の骨盤矯正で得られる効果
骨盤の歪みを改善することで、「尿漏れ」「便秘」「冷え性」などの身体の不調の改善が期待されます。
骨盤の歪みを整えることで、膀胱や子宮、直腸を支えている骨盤底筋群と呼ばれる筋肉が本来の機能を発揮しやすくなります。
そのため、下腹部がぽっこりする、お尻が垂れる、猫背になる、O脚やX脚になる、肩こりや腰痛が慢性化する、呼吸が浅くなるなどのトラブルも改善が期待できるでしょう。
産後の骨盤ケアをおこない、快適な暮らしが送れるようにしましょう。
産後の腰痛の原因とセルフケア方法
投稿日:2023.01.10
産後の腰痛で悩んでいる方もいるでしょう。
ここでは、産後の腰痛の原因と産後の腰痛を改善するセルフケアをご紹介します。
産後の腰痛の原因
産後の腰痛は、ホルモンバランスにより出産により広がった骨盤を元に戻したときに、歪んでしまったことが原因です。。
他にも、腹筋低下によって、白線といわれる腹直筋の真ん中を縦に走行する線が引き伸ばされ、腹直筋が左右には離れてしまい、姿勢保持することができないことが挙げられます。
また、育児中の不良姿勢により、腰に負担をかけている場面もあるでしょう。
産後の腰痛のセルフケア
産後の腰痛ケアのひとつに産褥体操があり、靭帯を強め、関節の屈曲性を増す効果や筋肉の痛みを取り、疲労回復効果、血行の循環を良くし、静脈内のうっ血や血栓を防ぐ効果が期待できます。
産褥体操方法は、まず始めに胸式呼吸をしていきます。
鼻から息を吸ったときにお腹を膨らませず胸を膨らますようにしましょう。
次に、腹式呼吸です。
お腹に力を入れてゆっくり深く引っ込めて息を十分に吐き出し、2秒間息を止め、止め終えたらお腹の力を抜きます。
お腹が終わったら、足の運動です。
左右の足首に力を入れ、交互に曲げたり、のばす、足首を1周させたり回転をさせていきます。
次に骨盤と肛門の運動に移ります。
仰向けに寝て、手は横に置き、膝を立てる姿勢になり、肛門を締めたり、緩めたりしていきましょう。
最後に腰の運動です。
仰向けに寝て、両手をお腹に置き、膝を立てる姿勢になります。
次に、腰に力を入れて息を吸いながらうえに伸びをするようにお尻と腰を浮かせます。
このとき、息を吸いながら下げることがポイントです。
上記のセルフケアをおこなっても改善されないときには、接骨院などで骨盤矯正などをしてみましょう。